HM-17 投込式超音波霧化ユニット
HM-17 投込式超音波霧化ユニット
商品によってはメーカー在庫を確認し、必要に応じて後ほどご連絡いたします。予めご了承ください。
上記写真(本体サイズは手のひらにのるぐらいの大きさ)のユニットを、霧にしたい液剤にポチャンと投込みます。緑色の所が浮きになっています。超音波霧化ユニットは、霧を作り出すため、適正水位にしておく必要があります。この浮きがあることで、水量が変わっても、同じ水位で浮いています。
本体を上から見た写真です。水の中に入れ、浮いています。中央部の△コーンの中心部から、霧を発生します。超音波加湿器と原理は同じですが、霧を作り出す超音波振動子は、加湿器よりも周波数が高い2.4MHzを採用しています。
超音波によるミストを作り出す心臓部でもある超音波振動子ですが、周波数が高いほど、出来る霧の中心粒子径は細かく(小さく)なります。
浮きの中にある投込型超音波霧化ユニットHM-17の左側にある、スポンジのように見える部分が、水が無くなるかどうかを見ている、フロートスイッチになります。
浮きが上がっている時は、水があると判断して、通電します。電気を入れたまま、逆さまにすると、この浮きが上にあがるため、機械が故障します。水の中から出す際は、先に電源を抜いてから取り出すようにお願いします。では、ACアダプターをコンセントに差してみましょう。
水柱が立ち上がり、耐え切れなくなった液体が霧になります。小さい容器で行ないますと、水滴が飛び散りますので、広い水槽のようなものか、ふた付きの容器のようなものをご用意下さい。
本体サイズ
- フロート取付時:100*100*86mm
- フロート取外時:56*78*79mm(下に写真有)
注意事項
利用出来る液剤について
霧をつくる液剤は、次亜塩素酸水(PH6.5程度、次亜塩素酸濃度50ppm以下を想定しています。アルカリ系の液剤に関しては、ケーブルの脱色が見られますので、保証対象外となります。
次亜塩素酸水(PH6.5程度、次亜塩素酸濃度50ppm以下)以外の液剤に関しては、保証対象外となります。二重槽(この機械を霧にするのは、水を入れて、薬液は、ビーカーなどに入れて近づけて行く方式)でご対応下さい。
使用水温
5度〜35度
霧化能力
約210ml/時間
※水温23度、自社水槽に入れて、ファンで霧を飛ばした時の霧化量。霧は、水温により霧に出来る量が変わります。水温が低くなると、霧の量が減りますので、ご注意下さい。
コードを取り出しているコネクタは触らないようにして下さい。取り外してみたい気持ちになりますが、緩めますと、ここから水が浸入して破損します。絶対に、触らないようにお願いします。
責任について
液剤を霧にした事によって起きる被害に関して、当社では責任を負いません。液剤を霧にする際は、液剤のSDSを確認してから、実験を行なって下さい。
本ユニットですが、フロートを取り外し、水槽の下から取り付ける事が可能です。
- 冷却用のファンが必要になります。
- Oリングは、P-46(フッ素ゴム)をご利用下さい。
- 水槽への加工寸法は、取扱説明書をご覧下さい。
超音波霧化ユニットHM-17仕様
1.購入すると入っているもの
- 本体
- ACアダプター(電源コード付属) ACアダプターから中継ジャックまでの長さ 約186cm 本体コネクタ部から、中継ジャックまでの長さ 約146cm
- 取扱説明書
2.仕様
ACアダプター
入力 | AC100V~240V(50/60Hz) |
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出力 | DC24V/0.75A |
投込み霧化ユニット
定格電圧 | DC24V |
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消費電力 | 20VA |
発振周波数 | 約2.4MHz |
適正水位 | ホーン頂上から15mmまで |
霧化中心粒子径 | 3μm以下 |
使用水温範囲 | 5℃~35℃(水温により、液剤の噴霧量は変動) |
3.設置方法及び運転
- 本体を水の入った水槽に設置します
- ACアダプタと本体を接続します
- ACアダプターをコンセントに差し込むと、水柱が立ち上がり、霧化が始まります。 ※水柱が飛び散りますので、ご注意下さい。
注意
動作中にコードを持って水槽から出しますと、振動子は水が無く、フロートが上がる場合があります。
空焚きとなり、振動子が破損しますので、電源を抜いてから取り出して下さい。
また、振動子面に泡や異物が体積しても故障となります。振動子面のメンテナンスを定期的にお願いします。
4.接液部材質
ABS、SUS、PP、PE、フッ素系ゴム、EPDM、PVC