【保守対応】超音波霧化ユニット(2.4MHz)HM-2412C(廃番)
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商品によってはメーカー在庫を確認し、必要に応じて後ほどご連絡いたします。予めご了承ください。
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新規の方への販売はお断り(キャンセル扱いにさせて頂きます)しております。
発注の方は、故障したシリアル番号を備考欄に記載し手配をお願いします。
品名 | 超音波霧化ユニット |
---|---|
型式 | HM-2412C |
発売開始 | 2010年~2019年3月 (生産終了:2019年3月/保守対応2016年3月又は部品が無くなるまで) |
商品の概要 | 液体を微粒化するユニット |
製造国 | 日本 |
製造メーカー | 本多電子(株)※当社関連企業 |
発売元 | エコーテック(株)※当社 |
※霧に関する事業展開は当社が担当しています。
主な利用先
- 超音波による液体のミスト化の実験
- ミスト噴霧装置への組込
- 超音波噴霧ミスト法(ミストCVD法)装置への組込
- 超音波加湿器への組込
- フォグディスプレイ装置への組込
- 超音波霧化法装置への組込
- 気流可視化装置への組込
- 超音波ミスト発生器(超音波霧発生装置)への組込
- 次亜塩素酸水溶液噴霧用装置への組込
- 微酸性電解水噴霧器への組込
利用出来る液体
- 水(水道水、精製水)
- 微酸性電解水
- 次亜塩素酸水
※次亜塩素酸濃度50ppm以下
※強酸性、強アルカリ性の液剤は利用出来ません。
本製品を使う前に
- 本製品は届いたらすぐに電源を入れないで下さい。 取扱説明書を読まずに接続して壊す方が多いです。 ※組込用部品のため、保証はついていません。
- 振動面に空気がある状態で動作させると、空焚きにより圧電セラミックスと表面の箔が剥離し破損します。 ※破損防止のため電源に接続する前に水槽に水を入れて下さい。
- 回路の調整ボリュームは、故障の原因になります。絶対に触らないで下さい。
構成品
(1)利用手順
- 取扱説明書を熟読する
- 周辺部品を用意する(水槽、フロートスイッチ、電源(DC24V)、DCファン
- 組み立てる
- 水を適正水位まで入れる
- 電源を入れる
- 水柱が立ち上がり霧が出る
(2)仕様(仕様及び外観は、改良の為、予告無く変更する場合があります)
製品名 | 超音波霧化ユニット HM-2412C |
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入力電源 | DC24V |
霧化能力 | 125±50ml/時間 (当社試験水槽:水温22℃) |
発振周波数 | 2.4MHz |
回路冷却方式 | 強制空冷 |
適正水位 | 振動面から20?30mm |
霧化中心粒径 | 約3μm |
使用水温範囲 | 5℃〜50℃ (温度により霧化量は変化します) |
(3)水槽に関して
水槽設計は、下記を考慮して下さい
- 水面から約100mm程度水柱が立ち上がり約10度程度傾斜があります。 水柱が放物線を描くように設計して下さい。 水柱が途中でさえぎられると、霧が出ません。
- 水温が上昇しますので、少し大きめの容積をご用意下さい。
- 振動子は、パッキンにささっているだけの構造です。 ビスで締め付ける事で防水になります。 必ず下図「振動子取付部加工寸法図」通りに加工して下さい。 振動子ASSY下側のリード線から水が漏れた場合、寸法を確認して下さい。
(4)振動子ユニット寸法図
(5)フロートスイッチについて
フロートスイッチは振動子の空焚きによる破損を防止する為の保護で利用します。
水柱が立ち上がりますと、水位が下がりますので水槽サイズを考慮して部品を選定して下さい。
尚、フロートスイッチには10mA程度電流が流れます。 (15mm以上、水位を残してフロートスイッチがOFFになるように設計して下さい)
※黄線・白線をショートすると電気が流れ回路が動作します。 ただし、水槽に振動子ASSYに取付、必ず水を入れた状態でショートをして下さい。 瞬間でも水が無い状態で動作させると振動子表面の樹脂が破け霧が出なくなります。
(6)電源について
DC24V 550mA以上の定電圧電源を用意して下さい。
入力電源DC24Vのプラス(+)側は必ず大地アースに落としてください。
入力電源のマイナス(-)側には、過電流保護ヒューズ1Aを入れて下さい。
※DC24V(+)側、振動子表面(=水)、発振回路放熱板(シャーシ)は同電位になります。
何かに組み込む際は、接続にご注意下さい。
(7)DCファンについて
発振回路基板冷却用で利用します。
基板を腐食させないように噴霧した霧が基板にかからないような構造にして下さい。
(8)回路配線について
注意事項
- 入力電源は、DC24Vの安定化電源を使用して下さい
- グランドは、必ず大地アースに落としてください。
- 二次側「DC24Vマイナス(-)黒」側には、過電流保護ヒューズ1Aを入れて下さい。
- 二次側「DC24Vプラス(+)赤]側、「発振回路基板筐体(放熱板)」「振動子表面」は同電位となっています。 ※振動子表面は樹脂コーティングされているので浮いている状態ですが傷などが入る可能性があり同電位で設計して下さい。
- 霧化ユニットはマイナス電源駆動しているため、安定化電源は専用電源とし、他の機器と共用しないで下さい。
- DC24Vプラス(+)赤は、回路上の0Vではありません
- 振動子コードの長さは30cm以内で使用して下さい。
- 振動子ユニットに振動子が接続されていない状態で電源をつなぐと壊れます。 電源をつなぐ際は、必ず振動子の接続を確認してから動作させて下さい。
- 振動子は、空焚き(水の無い状態で動作)すると必ず壊れます。(よくあるトラブル) 動作確認する時は、電源をつなぐ前に必ず水を入れてから行って下さい。
(9)使用上の注意
- 発振回路基板の筐体(放熱板)は必ず冷却ファンで強制空冷して下さい。
- 振動子は空焚き(水の無い状態で動作)するうと破損して使用出来なくなります。(よくあるトラブル) 空焚き防止用に必ずフロートスイッチを取付けて下さい。
- 振動子ASSYは外付けタイプです。振動子ASSYを水没させないで下さい。
- 使用可能な液剤は、水道水、精製水、微酸性電解水、次亜塩素酸水(次亜塩素酸濃度50ppm以下)を想定しています。それ以外の液剤は振動子やパッキンを破損する場合があります。
- 水に雑菌が繁殖した状態で動作させるのは危険です。雑菌が繁殖する前に水を交換して下さい。
- 振動子の振動面は非常にデリケートです。やわらかい綿棒でこまめに泡や汚れを掃除して下さい。 上から強くおさえると振動面が割れます。
- 水を振動子に滴下しての利用は出来ません。必ず適正水位の状態で使用して下さい。
- 霧化量は水温により変化します。
(10)保証とアフターサービス
- この製品はお客様の利用状況で大きく寿命が変化します。 保証はついていません。
- 修理は部品ユニットの有償交換となります。
- 振動子ASSYは消耗品となっています。1年をめどに交換をして下さい。
- 保証用性能部品の最低保有期間は製造打ち切り後7年です。 (補修用性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です)
(11)海外販売に関して
- キャッチオール規制の規制対象外となる地域のみの出荷となります。
- 英文取扱説明書はこちらをご覧下さい。
- Contact us:HONDA ELECTRONICS CO.,LTD. Industrial Equipment TEL:81-532-41-2774 Bangkok Representative Office TEL.66-2-612-7311